手作りごはんの否定、の否定
私どもの病院では犬も猫も、手作りをできる人には手作りのごはんを勧めています。
フードを否定しているわけではありませんが、手作りの方が見るからに健康的に、病気知らずで、生きていけるからです。
でも手作りごはんの普及率は20%くらいでしょうか。
手作りごはんをしているとペットショップでも動物病院でも攻撃にあいます。
フードが売れなくなるからでしょうが、
その反対される理由が
手作りごはんは栄養バランスがとれてないとか、
そもそも人間のものを食べさせるのは良くないとかいろいろ言われています。
これって、どうなのでしょう?本当にそうなのでしょうか?
ペットフードだって食材は人が食べる食材と同じものを使っていますよね。
もしかすると人が食べるものよりずっと質が落ちるもの(傷んで廃棄するような野菜)を原材料として使っている可能性だってあります。
それなら人が食べている食材と同じものを使って
自分たちで作っても同じですよね。
いやむしろその方が安心かもしれません。
栄養バランスに関していうと、
そもそも栄養バランスってよくわからないですよね。
人間だって本当に最適な栄養バランスなんてわかっていないわけですから。
犬や猫の最適な栄養バランスなんてわかるわけがありません。
でもフードは栄養バランスがとれていると思い込まされていますよね。
フードを食べていたからと言って病気は減ってないですから
それほど栄養バランスって重視しなければいけないものかどうか疑問は残ります。
手作りごはんを食べているからと言って病気にならないということではありません。ただ、当院で手作りごはんを実践しているみなさんを見る限り、少なくとも病気の発生率は減っていますから、がんばってみる価値はあるのではないでしょうか。
あ!
でも
がんばって作るというのはちょっと違いますね。
手作りごはんを作ることを楽しめる人は
チャレンジしてみてください。
というのが正解です。