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2017年12月14日

青柳院長、木村獣医師

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自然療法症例 : 脳・神経疾患 [てんかん]

てんかん発作はさまざまな原因で起こります。脳の障害以外に代謝障害でも発作を起こすことがありますから、まず本当に真性のてんかんなのかを検査を受けて診断をつけることが大事です。てんかんは食事療法、ハーブ療法、ホモトキシコロジー、ホメオパシーを使うことにより、かなりの確率で抑えることが可能になっております。

3才、オス、ゴールデン・レトリバー

てんかん発作で来院。まだ若いし、西洋医学の薬は使いたくないということで当院を受診。まず食事療法を始めていただくために、手作りの食事指導を行い、そこにハーブの治療だけを加えて様子をみてみることになった。この時期を境にてんかん発作は全く見られず。今も継続中。てんかんはない。

〈コメント〉

これも手作り食とハーブ療法だけでてんかん発作をコントロールできているよい例です。全てが全てこのように上手くコントロールできるとよいのですが、なかなかてんかん発作は難しいです。


5才、メス、柴犬

てんかん発作で来院。初めはフェノバールを内服させ発作のコントロールを行う。それと同時にてんかんに良いとされる食材で手作り食を始める。8ヶ月くらい経った頃からハーブ療法を加えてコントロールを試みるが、フェノバールは時々内服させる必要があった。やがて肝臓をやられてしまい、ホモトキシコロジーの注射と内服でてんかんのコントロールを始める。年に何度かは注射を打たなければ、てんかん発作は抑えられないが、基本的にはハーブとホモトキシコロジーの内服と手作り食だけで、てんかん発作が起きないようにコントロールできている。

〈コメント〉

手作り食とハーブ療法だけでてんかん発作をコントロールできているよい例ですね。てんかんを抑えるフェノバールやゾニサミドは動物の体にとっては決してよいものではありませんが、これらの薬剤を使用しないとてんかんを抑えられないというのが今の西洋医学の現状です。しかし、自然療法を行うことによってこれらの西洋医学の薬を減量したり、止めたりすることができているということはてんかんの持病を持つ子にとっては大きなメリットになります。


8才、メス、日本猫

重度のてんかん発作で来院。てんかん重責状態になってしまい、フェノバールを常時内服している。手作りの食事を作るのは無理ということで、ハーブ治療と、てんかんがかなりひどいのでホモトキシコロジーの治療を併用して行った。週に1回は注射に通い、毎日ホモトキシコロジーの内服とハーブの内服を続けた。4週間治療を行った後、徐々にフェノバールの投与量を減らしていったが、てんかんは発症せず、通常投与量の1/6くらいの投与量で維持。これ以上の投与量の減量は飼い主様が望まなかったので、そのままの投与量で維持している。

〈コメント〉

この症例もかなり難しい症例ですね。前2例の食事とハーブだけの治療ではおぼつかない状態だったので、ホモトキシコロジーの治療薬を併用してみたところ、フェノバールの減量をしても発作が起きないで済む状態にまで改善することができました。フェノバールを完全に止めることができるかもしれませんが、飼主様がそこまで希望されなかったため、そのままで継続治療。


12才、オス、ダックスフント

頭が傾き、うまく歩けない。目が揺れている。前庭疾患症状で来院。斜頚と眼球振盪の典型的な末梢性前庭疾患だったが、軽いものはそれほど日常生活に支障は出ないが、重い症状になると歩けなくなったり、食欲がなくなったりと様々な症状を出す。治療はステロイドを使用するのが基本だが、ステロイドを使用しないでの治療を希望したため、ホモトキシコロジーと組織細胞剤の注射で治療を行う。注射を打った次の日くらいに症状はかなり改善し、週に2回の投与、3回目くらいの治療でほぼ症状は消失。その後は投与間隔をあけていき現在は1か月に1回の投与で維持。症状は出ていない。

〈コメント〉

前庭疾患は原因不明の事が多く、老齢の犬に起こりやすい病気である。ステロイドの投薬で治ることが多いが、今回、ステロイドは使用したくないという飼い主の強い要望があり、自然療法のみの治療となった。鍼治療をしたこともあったが、ホモトキシコロジーと組織細胞剤の組み合わせの方が治療効果は高いと思う。今後どれくらいの間隔で投与を行っていけば再発しないで済むかを注意深く検討してかなければならない。