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2017年04月28日

青柳院長、木村獣医師

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自然療法症例 : 精神・心理・行動療法

さまざまな問題行動は、しつけという方法で改善されることもありますが
それだけでは解決できない問題も多々あることをご存知でしょうか。

しつけをすることで今ある問題行動は改善できるかもしれません。
しかし、その問題行動が起こった原因を改善できなければ、人間にとって都合のよいワンちゃんにはなりますが
本当にその子の心の平安にはつながらないのです。


抑えこまれた心のゆがみは、新たな問題行動を引き起こすか
病気となって現れてくるかもしれません。


母親の胎内にいる間あるいは生まれたばかりの時に受けるトラウマが、その後の精神に大きく影響を及ぼすということも言われています。
普通ワンちゃんを家庭に迎え入れるのは2-6ヶ月齢の時なので、それ以前のことは普通の飼主様は関知できないところです。


また、わんちゃんを飼い始めてから知らず知らずのうちに
いずれ問題行動につながるような接し方をしていたりと 心の傷として残る要員はいっぱいあります。


本当の問題というのは何か?
しつけによる問題行動の改善も必要だが、心の問題も解決してあげたい。


が解決してくれるかもしれません。


2才、オス、ジャック・ラッセル・テリア

やたらと吠えるのを何とかしてほしい。マンションなので通常の吠えを抑えるしつけでは改善できない。ということで来院。バッチフラワーレメディで治療を開始。何度かカウンセリングを行い、生い立ち、飼育状況、問題行動の発生状況などをリサーチし、バッチフラワーレメディを処方。3ヶ月くらいで吠える事が減ってきて、半年でほぼ消失。その他の問題行動に転化されることもなく、現在も継続して飲ませている。

〈コメント〉

しつけの指導は20年近くやってきましたが、しつけだけでは解決できない問題が多々あります。
今回の症例も吠えるという行動の中に、ワンちゃんのどのような心理が隠されているのかが一番難しかったように感じます。根底にあったのは寂しさです。この感情をを無視してしつけだけで矯正しようとしていたら、飼主様との関係を悪化させるだけでなく、その他の問題行動が現れていたかもしれません。あるいは何か病気を起こしていたかもしれません。

(ホメオパシー的な考え方では、長い間の感情の抑圧は癌を発生させるとも言われています。)

この飼主様も別に放っておいたわけでもありませんし、お話を伺うと、一人ぼっちにさせていたわけでもありません。愛情も十分にかけていらっしゃるように思われました。


ただ、飼主様と出会う以前に問題があったのです。
それが解決されることなくそのまま家庭に入り、自分(犬)の欲求がどこまで正当なのかも理解せずに、ただただ欲求どおりに吠えていたのです。

この症例はすんなり解決に向かったわけではありません。何度もカウンセリングを行い、吠える行動も減ったり、増えたりしながら、問題の本質を探っていき、飼主様とワンちゃんと私と三位一体となって解決にあたってきました。飼主様の深い愛情があってこその解決だと思います。