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2017年04月28日

青柳院長、木村獣医師

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自然療法症例 : 腫瘍

腫瘍に関しては治療法はさまざまです。外科手術、抗癌剤、放射線、免疫療法などに並んで食事療法、漢方薬、ハーブ療法、ホメオパシー、ホモトキシコロジー、組織細胞剤、波動療法、温熱療法などなど、挙げればきりがないほど治療法はあります。しかしその中でもどの治療法が一番適切に治療が行え、飼主様も動物も満足できる結果が得られるのかを予測するのが一番難しい作業でしょう。特に自然療法と呼ばれる治療は、治療の傾向がつかみにくく、およそこれ位の確率でこうなるということが言明しづらい治療法です。ですから余計に飼主様とわれわれ獣医師との信頼関係が必要ですし、その信頼関係を基に闘い続けていくことになるのです。全てが全て、満足のいく結果を残せているわけではありません。全く歯の立たなかった症例もありますが、うまくいった症例の一部を紹介いたします。

12才、オス、マルチーズ

鼻腔内にできた腺癌で、癌が脳へ浸潤し、大学病院で放射線療法を1度受けたが再発。これ以上は何もすることがないと言われ、何かできることがないかと当院を受診。高濃度ビタミンC点滴療法、ホモトキシコロジー、バイオレゾナンスを組み合わせ延命を図る。余命1か月と言われていた子がその後10か月元気に暮らし、重度な神経症状も出さずに他界した。

〈コメント〉

良く反応した症例だと思います。初めは高濃度ビタミンC点滴療法で治療を行っていましたが、それだけでは抑えきれずにホモトキシコロジーを追加。さらにバイオレゾナンスで波動調整を行い、何とか飼い主様の満足のいく結果が得られた症例です。
腫瘍には単一の治療だけで対抗するのはやはり難しいと考えます。どの治療も動物に大きな苦痛を伴うことはありませんが、飼い主様の時間とお金を多大に消費するのは確かです。 でも、残された時間を充実したものにできる方法がここにはあると思います。 完全に腫瘍をコントロールし、年単位の延命ははかれなかったのが残念です。


15歳、メス、日本猫(ミックス)

下痢を主訴に来院したが、内服治療で効果がなく、検査をしたところ腸に腫瘍があった。年齢が年齢なので飼い主は麻酔をかけての検査を望まず、どのような腫瘍なのかの診断はできなかった。積極的な治療は望まなかったし、注射などの痛い思いもさせたくないということでバイオレゾナンスによる波動調整を選択。治療を開始した。週に1回1時間くらいの波動調整に通って、治療効果はすぐに認められた。下痢は改善し、食欲も増して状態は安定していた。バイオレゾナンスはその後も継続していたが、徐々に症状が再発し、結果的に完治はできなかったが、十分な延命がはかれたとして、飼い主は満足していた。

〈コメント〉

腫瘍というのは単独の治療で効果が出ることはまずないと言ってよいであろう。食事や生活の改善、様々な治療の組み合わせでやっとそれなりの治療成績をだせるのではないかと考える。この症例はバイオレゾナンスのみで一時的には症状の改善は認められたが、腫瘍を根絶するには至らなかった。当たり前である。ただ、猫であるということ、老齢であることを考えると、あまり積極的に治療を行いたくない飼い主の心情も理解できる。その点では、ただ治療室で寝ているだけでよいバイオレゾナンスは動物や飼い主の肉体的、精神的負担の割には十分な効果を出してくれたと思う。


16歳、オス、シーズー

口腔内悪性メラノーマ。手術をして摘出したが、1年後に再発し、その後ホモトキシコロジーと組織細胞剤の投与を毎週2回行う。再発後7ヶ月で他界したが、その間、元気に食事も食べて散歩もし、健康な頃と変わらない生活を送ることができた。

〈コメント〉

悪性メラノーマは浸潤性が強く、転移することも多い腫瘍であり、完治はなかなか難しい腫瘍です。広範囲の外科手術をしても10ヶ月くらいしか生きられず、できてしまった腫瘍だけを限局的に切除するような手術では2ヶ月と生きていられません。
しかし、今回の症例では7ヶ月も元気に過ごしていたということを考えるとそれなりに効果があったのではないかと思われます。


18歳、メス、日本猫(ミックス)

嘔吐で来院。吐き気止めを飲ませると一時的には良くなるが、薬がなくなるとすぐに吐く。検査をしたところ胃に腫瘍らしきものが発見された。しかし、老齢であるため、飼い主はそれ以上の検査を望まず、どのような腫瘍であるのか診断はできなかった。治療はホモトキシコロジーの注射とバイオレゾナンスを週に1回で併用することに。嘔吐の回数は減少したがなくなってはいない。しかし、飼い主が許容できるくらいまでには改善した。食欲はあまりなかったが徐々に改善。発見から1年たったが現在も元気に生活している。腫瘍は急速ではないが大きくはなっている。

〈コメント〉

猫の胃の腫瘍ではよくコントロールできる方だと思う。ホモトキシコロジーとバイオレゾナンスは非常に良い組み合わせである。老齢であることが積極的な検査や治療を受けない理由にはならないと思うが、前述の症例同様このような飼い主の気持ちも十分に理解できる。正体がわからないものに対し闘っていけることも、自然療法ならではだと思う。自然療法は腫瘍を抑えるのはなく、腫瘍を作ってしまった身体の状態を改善し、腫瘍と共存、あわよくば根絶することが目的だからである。それ故、腫瘍がなんであっても関係ないのである。しかし、やはり正体がわかっていた方がその後の展開が予測しやすいのは確かである。